2020年は豚ヒレ肉「フィレブリアン」がグルメトレンドに?「とんかつ新宿さぼてん」が全国で期間限定販売

健康志向やプレミアム志向の高まりとともに、豚ヒレ肉の中でも特に肉質のよい希少な豚ヒレ肉「豚肉のシャトーブリアン」に注目が集まっている。今月、とんかつ専門店「とんかつ新宿さぼてん」がこの「豚肉のシャトーブリアン」を「フィレブリアン」として期間限定で販売することを発表。全国規模で「豚肉のシャトーブリアン」が販売されるのは初めてのことで、関係者らは、「フィレブリアン」が来年のグルメトレンドを席巻するのではと密かに期待を寄せている。

「シャトーブリアン」はそもそも牛ヒレ肉の肉質の良い希少な部位をさす言葉だが、豚ヒレ肉にも同様に脂肪分が少なく、ヘルシーでやわらかい部位が存在し、牛肉よりリーズナブルな値段で楽しむことができる。食トレンドに詳しい商品ジャーナリストの北村森さんは「豚肉のシャトーブリアン」について「今後はますます目にする機会が多くなるでしょう」と断言する。

北村さんはその理由として市場全体で「高級肉の“超日常化”」「豚肉の地位向上」「肉の部位に注目する流れ」があることを挙げ、「高級ハンバーガーの上陸、ステーキ店の大衆化などにより、日々のちょっとした贅沢やごほうびとして上質な肉を食べる習慣が根付いてきた」と説明。「日常的に「肉質」にこだわる意識が一般化しつつある」環境の中、「牛肉」だけでなく、長らくリーズナブルな大衆肉に位置付けられてきた豚肉にも注目が集まっているといい、飼育環境や飼料にこだわった銘柄豚が今後さらに人気を増すと予測する。

また、肉を食す際、肉の部位に注目する流れが根付いて来たことも理由に挙げ、日本人がそもそも「魚食文化」の中で魚種・部位・調理法などにこだわってきた文化があることを指摘した上で、ここ十数年で「肉」についてもその意識が波及し、肉の部位ごとの違いを味わい、楽しむ食文化が形成されていると分析。豚ヒレ肉をさらに超える価値を持った「豚肉のシャトーブリアン」に注目が集まるのは「必然的な流れ」だと話した。

実際、20~50代の男女500名を対象にした肉料理に関する意識・実態のインターネット調査調査(「とんかつ新宿さぼてん」との共同調査、2019年10月29日~30日実施)によると、「豚肉のシャトーブリアン」=「フィレブリアン」を8割の人が「食べてみたい」と回答したという。

今回商品化された「フィレブリアン」は「健康志向」「プレミアム志向」という、食に対する現代人の二大志向ともマッチしている。ヒレカツひとつをとっても、鶏もも肉のチキンカツよりもカロリーが低いなどの利点があるほか、10月の消費増税以降の節約指向の消費者意識に対しても、牛肉に対し、「ほどよいプレミアム感」を感じれる商品であることも魅力だ。

「豚肉のシャトーブリアン」というまだあまり一般化していない部位を食べることは、「特別な体験」にもつながる。「とんかつ新宿さぼてん」では「フィレブリアン御膳(数量限定、価格:1,830円+税、 ~1月中旬まで)として販売するほか、デリカ店舗でも、1枚(120g)790円(+税)で期間限定販売される。興味を持った人はぜひ、この機会にこの「フィレブリアン」を試して欲しい。

▼「フィレブリアン」紹介ページ ※「とんかつ新宿さぼてん」オフィシャルサイト内
https://shinjuku-saboten.com/fillet-brilliant/