福山雅治が認めた“福山そっくり芸人”みっちーの素顔

歌手で俳優の福山雅治のものまねで、有名芸人の仲間入りをはたしたみっちー。テレビに映る際は笑われ者だが、よ~く見るとイケメンだ。学生時代はさぞかしモテたのではないかと思うが、実際はどうか。“福山が認めたニセ福山”の素顔に迫ると、意外な心理が表立った。(interview 伊藤雅奈子)

――“イケメン芸人”というカテゴリーでお話を伺わせていただこうと思うのですが。

“元イケメン”でいいですかね? 福山さんもそう言ってましたから。近々では、『ぴったんこカンカン』(TBS系)で言ってました。私もオジサンになりましたからね、もう42歳ですから。福山さんをやりだしたころは30歳なので、もう12年も経ってます。

――そもそも、福山さんのものまねをやるきっかけは何だったんでしょう。

94年の冬です(即答)。高校野球をやってて、坊主頭だったんですけど、引退してからは当時はやってたセンター分けの2ブロックヘアにしたんですけど、伸びてきた冬に野球部の同期から、「福山っぽくない?」って言われたんです。自覚してなかったんですよ、76年に生まれて、94年までは。はい。福山さんは『IT’S ONLY LOVE』という曲や、ドラマの『ひとつ屋根の下』(フジテレビ系)がヒットして、日本中の誰でも知ってる存在で、「あの人に似てるんなら、マネしたらすごいモテるんじゃないか」と思って、はじめたんです。髪型は、そのあとに出た『HELLO』に似せて。

――結果、モテました?

いじわるな女子が、「なんか、福山を意識してない?」って、僕に聞こえるボリュームで言うんですけど、気持ち悪いって感じでした。芸人ならおいしいんですけど、生業としてまだ何者でもない素人のときなので、普通に傷つきました。もともとモテないんで。はい。

――それがどのようにして、ネタに結び付くんですか?

テレビドラマが大好きで、役者さんをめざしてたんですよ。21歳のときに上京して、エキストラをやったり、役者さんの養成所に通ったりしてたんですけど、まったく何者でもないという状況が8年近く続きまして。そのうちの1年半ぐらいは、西城秀樹(故人)さんの運転手をやってたんですけど、それもプラスして、「役者やってました」ってしてます。はい。

――けっこう長いですね。

男って、30(歳)手前で何者でもないっていうのは、すごく情けない。ちょうど2005年ぐらいは『エンタの神様』(日本テレビ系)とかのお笑いブームで、これも福山さんで、『情熱大陸』(TBS系)のインタビューで「売れないとダメなんですよ。売れないと意味ないんですよ」とおっしゃってたんですけど、そうだよなぁ、知られないと意味ないよなぁと思いまして。芸人はエキストラと違って、ネタをやったらパンと名前が出るじゃないですか。で、昔から『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』(日テレ系)の高田純次さんが好きで、お笑いをやりたかったので、最後にお笑いブームに賭けてやってみようと思って。94年から言われてた福山さんのものまねでやって、今にいたる……ですね。

――モテる要素や時期がたくさん詰まっていますが。

中学生のときはちょっとモテましたけど、そこがピーク。学園祭のとき、ちょっと前に出る人が人気者になるみたいな、その程度です。はい。告白されたこともありますけど、生意気に「ごめんなさい」って断ってました。

――タイプじゃなかった?

タイプじゃ……、なかっ……、ん~……。こういう質問、するんですね(笑)。

――この風貌だから、モテ人生を歩んできたのかと。

心理学で言われたんですけど、自分のことを話すとき、最後に「はい」って付ける人って、すごく自分に自信がないらしくて。僕はずっと意識的にそれを言ってたんで、ずっと自信がない人間だったんですね。はい。でも、それも自分の人柄なので。えっと、芸人になってからもモテエピソードはないですけど、最高でバレンタインのチョコは50個ぐらいもらいましたね。全部、福山さんのファン。9割5分、そうなんで。

――では最後に、令和元年にめざしたいこと、目標を聞かせてください。

福山さんが、「自分は絶対に無理だと思うことに挑戦してみることだよ」と言ってくれたことがあるので、いろいろ挑戦してはいるんですよ。この白衣を着て、科学の実験をサイエンスショーとして見せるとか、ラグビーの審判を受けに行ったりとか。死ぬ瞬間まで『HELLO』を歌いたいというのが僕の願望なので、ほかの芸人さんは人生の岐路に立ったりするんですけど、僕はずっと福山さんって決めてます。

――しかし、ほんとに話す口調もスピードも、ご本人にそっくりですね。

ずっと普通にしゃべってたんですけどね。コンビニの店員が、お客さんが入ってきたら「いらっしゃませ」って無意識に反応しちゃうのと同じで、職業病です。普通なんです。普通にしてるんですよ。はい。

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