気づいたらベストセラーの書き手になっていたハライチ・岩井勇気

お笑いコンビ・ハライチの岩井勇気が10日、都内で著書「どうやら僕の日常生活はまちがっている」(新潮社)の大ヒット記念イベントを開催し、お笑いコンビ・ピースで芥川賞作家の又吉直樹とトークショーを行ったことを、各メディアが報じた。

岩井は冒頭、会場を埋めた約40人のお客さんと報道陣を見渡し、「僕だけのイベントではこんなに来たことない」と自虐ネタ。

同書は2年ぶりのエッセー集で、6万部を超えるヒットを記録。初の書き下ろし小説も収録されているが、もともと、執筆作業は苦手だそうで、「集中力が持たなかった」と吐露。「ネタも頭で考えているときが一番楽しい。それを文字に起こすときにストレスがある」と明かした。

又吉は同書を、「おもしろかった。すごく岩井らしいというか、岩井そのもの。嫌なことも言うし、優しいところもある。だんだん岩井を好きになる仕組みになっている」と大絶賛。「出来ればまた書いてもらいたい」と期待したという。

テレビでのピンの仕事は相方の澤部佑に比べると多くはないが、テレビ東京系のバラエティー番組「ゴッドタン」で、「腐り芸人」キャラを確立。番組内の企画「マジ歌選手権」では、その時のバラエティーのお笑いを風刺した歌を歌い、バラエティーで番宣の売れっ子俳優のコメントにそれっぽく無理矢理に芸人がツッ込む様を「お笑い風」と称すなど、なかなかのワードセンスを発揮していた。

「コラムの連載や漫画原作を手掛けているだけに、文筆業の才能を持ち合わせていた。そのうち、小説のオファーもありそうだ」(芸能記者)

近い未来、又吉の強力なライバル作家になっているかもしれない。

書影 (C)新潮社