岡⼭天⾳ 「ベランダは⾃分の中の空気を⼊れ換えできる不思議な場所」

Huluオリジナル「THE LIMIT」が3⽉から全6話で配信されている。「THE LIMIT」は、半径3メートルの⼈間ドラマ!限られた空間、限られた時間、限られた状況の“リミット空間”に追い込まれたときに表れる、⼈間の本性を描いている。

その第4話(3⽉26⽇配信)「ベランダ男」に、俳優の岡⼭天⾳が主演する。撮影は“忍び込んだ⼥性宅のベランダでピンチに陥った男”が追い込まれてく様を⽣々しく切り取るため、実際のマンションを使い 20 分ワンカットで撮影し、ほぼリアルタイムで再現している。さっそく主演の岡⼭に注⽬のポイントなど聞いてみた。

–4話の⾒どころは?
こんなに主役が動かないドラマって僕は観たことがないです(笑)。でもこの短い尺の中で視聴者の集中⼒を維持し続ける⼯夫が詰め込まれている作品です。物理的な状況としては、⼩さな規模、⼩さな空間、⼩さな世界のお話の筈なのに、集中が切れないという感覚のアンバランスさを感じてもらえると思います。なかなか今の映像作品では味わえない感覚なんじゃないかと思いますよ!

–撮影エピソードは
30分近くの⻑回しで、⾃分がほとんどセリフを発しない状況というのは初めてで……集中をいかに鋭く尖らせ続けるか、それを維持し続ける事に注意を払いました!セリフはなくとも出来事に反応しないと、ただの「ベランダにいるだけの男」になってしまうので(笑)難しい注⽂を受けたなぁ〜と感じました。

–監督からの指⽰はあったんですか
監督からは「部屋の中を覗く時間をベースとして作って欲しい」と⾔われたんです。僕の感覚だと“中の⼈にバレるのが怖くて覗けないんじゃないか!”と思ったんですけど、お客さんは僕越しに中を⾒るので、僕が中を⾒ていないと作品として⾯⽩くならないんじゃないかと。僕の中の“覗きのリアリティ”と監督から頂いた指⽰とを⾃分の中で消化して、擦り合わせつつさらにプラスアルファで⾯⽩味を乗っけられるかという事を考えて演じてました。他は特になく結構⾃由にやらせていただきましたね(笑)。

–岡⼭さんにとってベランダとは?
んん〜洗濯物を⼲すところなんですけど(笑) ⾃粛期間中はどこにも⾏けなかったし、その割に⾃由時間が多かったので、朝起きてすぐに1時間⽇光浴してましたね……「じょうら」(上半⾝裸)とかで(笑) たまに屋上を掃除しにくるオバちゃんと⽬が合ったりとかもしてました(笑)
お友達のお家に遊びに⾏かせてもらうと、広いベランダに机と椅⼦を置いて、そこで⻑時間すごせる形にしていたりして、それには物凄く憧れますね!僕もゆくゆくはそういう事をやりたいなと思うんです。家に居ながらにして⾃分の中の空気の⼊れ換えが出来る場所って不思議ですよね!好きですね……

–将来⾃分の家を持つとしてマンション派? それとも⼾建て派?
実家が⼾建てじゃなかったので、⼾建てにはすごい憧れがあるんですけど……でも、「⼾建ては買わない⽅が良い」って『ひろゆき』さん(※2ちゃんねる開設者・⻄村博之さん)が⾔ってて(笑)。⼾建てはもしも、治安が変動したときに動けない、住んでみないとわからない条件があるので利便性でいうとマンションの⽅が得だよって事を⾔っててなるほどな!というのはあるんですけど……半々ですね。

–第4話を待っているファンの⽅へ⼀⾔
今、注⽬されている脚本家の⽟⽥真也さんの書かれた台本を読ませていただいたときに、⾮常に納得させられまして……こんな歪なカタチをした台本はなかなか巡り会える事がないなと思いました。 歪というか変わった形!?これは⾃分の中にどう収納すればよいのか分からないような……。完成したものを⾒せていただくと、「あれ、いったい誰に感情移⼊して⾒ればいいんだ!?」という揺さぶりを掛けられる思い切った構成で。なかなかこういった作品ってたくさんの⽅が関わると実現が難しくて、企画として⽴ち上がってもカタチになってこなかったと思うんですけど、⾒事配信まで漕ぎ着けた興味深い作品だなと思います。楽しみにしていてください。

■番組概要
【タイトル】Hulu オリジナル「THE LIMIT」
【配信】Hulu で毎週 金曜、新エピソード独占配信中
(※通常配信に加え、4K UHD/HDR/5.1ch サラウンドでも配信)
【出演】
第 1 話「ネコと井戸」=伊藤沙莉、堺小春、坂東龍汰
第 2 話「タクシーの女」=門脇⻨、古川琴音
第 3 話「ユニットバスの 2 人」=細田善彦、岩崎う大(かもめんたる)
第 4 話「ベランダ男」=岡山天音
第 5 話「切れない電話」=泉澤祐希、岩松了、夏子
第 6 話「高速夜行バス」=浅香航大、木野花
【脚本】玉田真也、岩崎う大、荻上直子