伊集院光 新型コロナ検査拒否の罰則付き条例案に苦言「分断を煽る」

1日放送の『伊集院光とらじおと』(TBSラジオ)で、タレントの伊集院光が、都民ファーストの会が提案した 新型コロナウイルスの検査を正当な理由なく拒否した場合、5万円以下の過料を科すとういう条例案に関して、苦言をていした。

番組では、「伊集院光とらじおとニュースと」のコーナーで、ITジャーナリストの井上トシユキ氏をゲストに、11月30日の東京都議会に都民ファーストが出した、新型コロナウイルスの検査を正当な理由なく拒否した場合、5万円以下の過料を科す罰則付きの条例案についての話題を扱った。

井上氏はそもそも濃厚接触者の割り出しが不明瞭だと指摘し、あいまいな基準で濃厚接触者を指定しても保健所の負担が増すだけだとして「なにか目的がよくわからないですね。自粛警察の人が喜ぶだけで」と語った。

伊集院は「全体的にそういう分断が起こってて」と、経済行動優先の人と、感染拡大防止重視の人に意見がわかれることが多くなっていると話し、「テレビのインタビューに応じる人は表に出てる人なんですよ。もっと言えば『ちょっとカメラいいですか?』って言って『はい、いいですよ』って言ってくれる人。自分はとても不安なんだけど、仕事だから外に出るほかないんだという人は、カメラのインタビューに応じないんですよ」とテレビで扱う意見は一部だけだと語った。

新型コロナウイルス感染によるの重症者・死亡者は、高齢者や基礎疾患がある人が多い傾向になっているが、その当事者の意見がまず取りにくいということで、伊集院は「家から出ないって防御法しか取り様のない人のインタビューってないんですよ」と説明。

さらに「大丈夫なんだ。重症化しないんだからという人と。怖くてしょうがないから、若者もみんな気をつけて早めに(感染拡大を)終わらせて私たちも外に出たいんだ、とうい人たちの、猛烈な分断を生んでるような」と持論を語り、今回の条例案については「ちょっと、この罰則付き条例案は、その分断を少し煽るかなと。もちろん(検査に)応じた方がいいのが当然なんですけど」と語ったのだった。

なお、この罰則付きの条例案は1日時点の報道では、他会派の賛同を得られず成立の見通しが立たなくなっている。