若くして名脇役に成長した矢本悠馬

新型コロナ感染予防対策で観客数を半減させたにもかかわらず、すでに興行収入50億円を突破するヒット作となった映画「今日から俺は!!劇場版」。

強烈な登場人物が多い中、絶妙な味を醸し出しているのが、18年10月期に日本テレビ系で放送されたドラマ版から引き続き紅羽高校・谷川役を演じている矢本悠馬だ。

伝説のヤンキー漫画を実写化した同作。矢本演じる谷川は、同校番長の仲野太賀演じる今井の子分。今井を心から慕い尊敬し、同い年ながら常に敬語で接しているが、損な役割の多い今井のとばっちりを受けることも多い。

「ケンカは弱いが口は達者で頭の回転が早い。連載していた『週刊少年サンデー』(小学館)のキャラ人気投票では6位に入ったことも。キャスティングが注目されたが、原作の谷川は158センチで、161センチで演技に定評がある矢本には適役。ひょうひょうとした感じが良く表現されていた」(出版業界関係者)

2003年、映画『ぼくんち』で子役としてデビュー。劇団無所属で演技は未経験だったが、逆に「やる気のない演技」が評価されて同作のオーディションに合格し、主人公の弟・一太役をゲットした。

専門学校卒業後、2011年から宮藤官九郎、阿部サダヲらが所属する大人計画に研究生として参加。15年にフジテレビ系「ブスと野獣」でドラマ初主演をつとめ、16年に土屋太鳳、二階堂ふみらと同じ「ソニー・ミュージックアーティスツ」に移籍を果たした。

映画「ちはやふる」シリーズ、NHKの朝ドラ「半分、青い。」など話題作に続々と出演。若くしてすでに名脇役の雰囲気をまとっている。

12月放送のNHK BSプレミアムのドラマ「明治開化 新十郎探偵帖」、「今日俺」と同じ福田雄一氏監督脚本の12月公開予定の映画「新解釈・三國志」に出演。

プライベートでは、すでに一般女性と結婚し1児に恵まれている。

*画像イメージ

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