天国の大物演出家に見いだされたイケメン俳優・矢野聖人

放送回を重ねているのNHK大河ドラマ「麒麟がくる」だが、1月26日放送の第2話である俳優の迫真の演技が話題になった。

話題になったのは、矢野聖人演じる土岐頼純が、本木雅弘演じる斎藤道三に毒殺されるシーン。

頼純は帰蝶(川口春奈)の最初の夫で、美濃の守護。道三にとって娘婿にもかかわらず、尾張の織田信秀(高橋克典)と裏で通じていたことが発覚し、お茶に毒を盛られ絶命した。

「矢野は大河初出演。かなり緊迫感のあるシーンだったが、プロデューサー、監督に『矢野ならできる』と背中を押され、本木さんからも励まされたそうで、物おじすることなく演じていた」(NHK関係者)

矢野は高校在学中から雑誌の読者モデルとして活動。08年頃、ジャニーズ事務所に本名で所属していたが、目立った活動はなく、高校卒業後は飲食店でアルバイトをしていた。

2010年、現在も所属する「ホリプロ」の創業50周年記念事業である、故蜷川幸雄さん演出の舞台「身毒丸」主演オーディションでグランプリを受賞した。

「矢野が載っていた雑誌を見たホリプロのスタッフに声をかけられてオーディションに参加。演技の経験はなく、蜷川さんの名前も知らないほどだったが、“ダメ出し”された部分をすぐに修正するなど柔軟性を発揮。蜷川氏も『今の若者には珍しく、身毒丸を演じるのにぴったりな叙情的なゆらめきがある』とその潜在能力を絶賛していた」(演劇担当記者)

10年7月期のフジテレビ系ドラマ「GOLD」で俳優デビューし、翌年上演の「身毒丸」で見事に大役をつとめあげた。

今後も話題作に出演することになりそうだが、蜷川さんは天国からその活躍ぶりを見守ってくれているはずだ。

矢野 聖人ツイッター @yanomasato