当たり役に満足せず新たな役に挑む林遣都

俳優の林遣都と女優の小松菜奈が、2021年公開の映画「恋する寄生虫」(柿本ケンサク監督)でW主演し、恋人役を演じる。

一部スポーツ紙によると、同映画は、作家・三秋縋氏の同名小説が原作。極度の潔癖性で孤独な青年・高坂賢吾(林)と、視線恐怖症に苦しむ不登校の女子高生・佐薙ひじり(小松)という、社会になじめない男女のラブストーリーが描かれるという。

今回、2人は初共演。すでにクランクアップしたというが、林は「誰も想像できない世界が広がっている新しいラブストーリーになっていると思います」とコメントしている。

05年に中学3年生の修学旅行中、渋谷駅のホームでスカウトされ芸能界入り。07年公開の映画「バッテリー」の主演で俳優デビュー。同作品での演技が評価され日本アカデミー賞、キネマ旬報ベスト・テンなどその年の多くの新人賞を受賞した。

「数々の映像作品に出演し、どちらかというと脇役で光るタイプだったが、ついにあの作品で当たり役に出会うことになった」(芸能記者)

その作品とは、18年にテレビ朝日系で放送された「おっさんずラブ」。林は、田中圭演じる主人公の“恋人”である牧凌太を演じ、ドラマはSNSを中心に人気が沸騰し社会現象になるほど。昨年は劇場版が公開され、秋には設定を変えたドラマの新作が放送されたのだが…。

「NHKの朝ドラ『スカーレット』と撮影時期が重なっていたこともあるが、本人も事務所サイドも『おっさんずラブ』がこのまま代表作となる状況を良しとせず、新たな作品に挑む道を選んだ。『スカーレット』では戸田恵梨香演じるヒロインの親友を演じ好演が話題になった」(テレビ誌記者)

小松との作品で難役をどう演じたのかが注目される。