『GARO -VERSUS ROAD-』主役・松大航也にインタビュー「新しいGAROとし受け入れて頂けたら嬉しい」

2020年で1作目放送から15周年を迎える人気特撮ドラマ「牙狼-GARO-」シリーズ。その勢いは留まることを知らず、TVシリーズ、劇場版のほかスペシャルドラマやスピンオフ作品、そしてアニメ作品と、数々の派生作品を生み出し好評を得た。その最新作である『GARO -VERSUS ROAD-』が、4月1日からTOKYO MXなどで放送を開始する。15周年という節目の作品で主役の空遠世那を演じるのは期待の若手俳優である松大航也だ。その松大に自身の意気込みや作品の魅力について聞いた。

―最新作「GARO -VERSUS ROAD-」での松大さんの役どころを教えてください。

松大:空遠世那は、ごく普通の大学生ですね。今のシリーズは魔戒騎士というすごく強いヒーローが変身して敵と戦うという設定でしたが、空遠は、普段はなに不自由なく暮らしている大学生なんですね。でも、すごく正義感はあります。しかし、それはヒーローとしてのそれではなく、ごく一般的な正義感といった感じです。それが、あるとき急にプレイヤーのひとりとして、ゲームに入れられて理不尽な世界で戦わされることで、苦しんでいくというキャラクターですね。

―VERSUS ROADという題名のイメージから、『バトル・ロワイアル』や『仮面ライダー龍騎』のような、複数人が様々な目的や思惑を持って戦うデスゲームモノという印象を受けるのですが。

松大:そうですね、殺し合っていくということろでは同じなのですが、何も知らない一般人が100人集められて戦うという形なので、始めは称号を得るためにゲームだと勘違いして戦いに参加します。そのため、最初は勢いのまま進んでいくのですが、その後、ゲームの真相や意味を知ることで、沢山のキャラクターが様々な考えを持ってゲームに立ち向かっていくことになります。

―なるほど、これまでのシリーズとは大きく設定も変わっているということですね。では、同作の見どころはどんなことろにありますか?

松大:超人的に強い人というのがいないので、アクションシーンがより実戦的になっていますね。今までの牙狼は、変身して高く飛んだり、くるくるまわったりと派手なことが多かったのですが、今回は変身するシーンがありつつも、より泥臭く、打撃や締め技などを駆使して生身の人間が必死に戦っている部分が多いです。

内容としてはキャラクターが多いので、人間ドラマ的な要素が深くなっています。ヒーローになる人たちは、元々強いところがありつつも、悩んで敵に立ち向かっていく、葛藤の部分が魅力だと思うのですが、今回の主人公は葛藤するというか、沢山人が死んいく理不尽な世界に、無理だって、一度立ち止まりかけるんですよ。それを自分の意思に関係なく、理不尽に進められるんですね。その理不尽のなかで、使命に目覚めていくという形になっています。このアクションと人間ドラマが魅力ですね。今ままでの“牙狼”シリーズとは大きく設定が違いますが、新しい“GARO”として受け入れて頂けたら嬉しいです。

―1作目『牙狼-GARO-』は松大さんが5歳のときに放送されていた作品になりますが、これまでシリーズの作品をご覧になったことはありますか?

松大:あります。元々『牙狼-GARO- -魔戒ノ花-』を見ていました。でも、僕よりも親の方がよく作品を知っていて、親に主役に決まったと伝えたところ「え? あの牙狼なの!?」とすごく驚いてくれました。自分としては本読みしたり、アクションの練習するようになってから「あ、嬉しいな!」と実感がわくようになりましたね。15周年ということでその嬉しい気持ちが日々かさ増しされていくような気がします。

―撮影秘話、共演者とのエピソードなどがあれば教えてください。

松大:特撮なので、渡された武器が変化する表現とかがあるのですが。それがやったことなくて難しかったですね。またゲームという設定なので、決めのパンチで吹っ飛んだりする表現もあるんですね、完成版をみて「こうなるんだー」というシーンも多かったです。

(共演者の)皆さんは、カワイイところがあるというか、特に勇翔さんが、普段は静かなんですが、いきなりこうやって(ファイティングポーズを)構えて、ニヤニヤしてきたりするんですよ。演じているキャラが戦いが好きなので、役作りなのか、突然、目を合わせてきて構えて「やろうぜ…」と、休憩中にエアボクシングが始まるですね。役あわせというか、もう手合わせですね(笑)。

―ヒーローといえば、アベンジャーズがお好きだと聞いたのですが、松大さんが考える理想のヒーロー像とはどういったものですか?

松大:人に寄り添える人、別にスーパーパワーはなくても、人間らしいヒーローが好きなんですね。なので、アベンジャーズではアントマンが一番好きです。

<プロフィール>
松大航也(まつだい こうや)1999年9月4日(20歳)三重県出身

―仮に、丸一日休みがあるとします、何をしますか?
松大:アニメやゲームが好きなので、撮影でなかなか時間が取れなかったぶん思いっきり楽しみたい。アニメは戦う系が好きですね、『進撃の巨人』とか最近だと『鬼滅の刃』とか。もっというと『聲の形』とかしんみりしたのも好きですね。運動も好きなのでジム行くのもいいですね。でも、1日ジムはしんどいかも。もしくはひとりでいい景色の場所に行ってボーっとしているなども。僕は、ひとりでいる方が好きですね。

―愛用品を一つ教えてください
松大:ネックレスですね。中学生のときに初めて親に買ってもらって、プライベートでも仕事前にもつけていています。お守りみたいなものかもしれませんね。

公式サイト https://garo-project.jp/VERSUS_ROAD/