主演・宇野結也 舞台『あいまいばかりの世界』客席を半分にしての公演がスタート!

舞台公演の火を消してはならない……。今からでもできることを、妥協せず、真摯に舞台ファンに届けるための、 Flying Trip 16回目の公演『あいまいばかりの世界』が24日から30日まで渋谷区代々木のスペース・ゼロで行われる。

劇場公演も自粛解除となったが、客席を半分に制限しての公演となっている。出演するのは、2016年にミュージカル『テニスの王子様』3rdシーズン手塚国光役でデビューし、男劇団青山表参道Xのメンバーである宇野結也、今年3月30日に解散したアイドルグループ・こぶしファクトリーのメンバーで卒業後初舞台となる浜浦彩乃、『あんさんぶるスターズ!』『妖怪アパー トの幽雅な日常』『西遊記〜千変万化〜』など、注目の舞台で活躍する佐伯亮、ハイパープロジェクション演劇『ハイキュー!!』『アルターボーイズ』などの舞台やドラマ、モデルとしても活躍する金井成大らを迎え、舞台経験豊富なメンバーが揃い、コロナ騒動後の初公演となる。

ジェイタメ編集部ではゲネプロ前に主演の宇野結也に意気込みなど話しを聞いた。

–この舞台と宇野さんの役どころを教えてください
この作品は、今の日本の状況を背景に、ちょうど今年の4~5月頃を舞台に描かれています。そこで孤独死をしたヤクザ・三ツ矢恭介を僕が演じます。物語は孤独死のシーンからはじまります。彼の印象や人物像が周囲の人からどんどん語られていくのですが、人間が死んだ後、周りからのその言葉を頼りに、この人はこんな人だったのだろう……と推測され、人物像が形造られていく。それが実際に生きていた時を覗いたらどう変化があるのか!? 世間体の自分と、本当に関わった人にしか分からない自分……そんなギャップを楽しんで観ていただけたらと思います。

–自粛が明けて、ようやく公演ができるようになりました、今の気持ちは?
いやぁ~自粛期間中はある意味リセット期間で、トレーニングだったり、自分に足りないモノであったり、こうなりたいという自分の願望だったりを叶えるために動いていました。こういう役(三ツ矢のような)に挑戦したいなぁ~と思っていた矢先のオファーだったので、本当にいいタイミングでお話しを頂けたことと、自粛明け、こういった大規模劇場での公演は、もしかしたら日本で初めてかもしれないと聞いていまして、演劇がもう一度息を吹き返す、前を見て行くひとつのきっかけになってくれたらと思います。尚且つ主演と言う形で舞台に立てるということは本当に嬉しい事なので、演劇界の気持ち、ファンや役者さんの気持ちを背負って大切に演じられたらと思っています。

–劇場での舞台を待ちわびているファンの方にメッセージを!
まだまだ街を歩いていても不安な気持ちもあると思うのですが、その中で劇場に足を運んでくださるというのは本当に舞台を愛してくださっている方だと思います!みなさんの愛に応えられるように、今まで以上に、役に作品に向き合って、熱いものをお届けして「あ~観て良かったな!」と思っていただけるFlying Tripという2時間の旅を楽しんでいただければと思っております!劇場でお待ちしております。

<あらすじ>
2020年5月。新型コロナウィルスが蔓延する中、元ヤクザの男が死んだ。誰にも看取られず、ひっそりと。孤独死だった。死因を探るため現場検証をする刑事達。そこに現れた一人の女。男の遺品を持ち去り、姿を消す。男が残した遺品とは…… 逃げた女の正体とは……

Flying Trip Vol.16 『あいまいばかりの世界』
作・演出:春間伸一
出演:宇野結也、浜浦彩乃、佐伯亮、藤本結衣、八巻貴紀、大谷誠、村田玲奈、秋山皓郎、小山梨奈、嶋崎裕道、竹本かすみ、梶野稔、田中克宏 浅野彰一、横井伸明/金井成大

2020年6月24日(水)~30日(火)
こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ
http://flying-trip.com/