地域おこし協力隊全国サミットにスザンヌ&くまモンがサプライズ登場

総務省が主催する「第5回地域おこし協力隊全国サミット」が24日、東京・渋谷のベルサール渋谷ガーデンで行われた。オープニングセレモニーでは、株式会社good design company代表で、熊本県PRマスコットキャラクター「くまモン」の生みの親でもある水野学氏が基調講演を行い、後半の熊本県東京事務所長の成尾雅貴氏とのトークセッションの途中には、くまモンとイベントを取材に来ていたタレント・スザンヌ(32)もサプライズで登壇した。

「地域おこし協力隊」とは、都市から地方へ移住して地域活動に従事する隊員のことで、石田真敏・総務大臣は冒頭のビデッセージで「2009年に89人から始まった活動は2017年度には約5000人の隊員が約1000の自治体で活躍するまでに成長している」と10年の活動の成果を強調する。また、最長3年の任期を終了した隊員の約6割が同じ地域に定住し、定住した中の約3割が起業して地域に根差しているという。この日のイベントでは、全国の自治体の隊員らによる物産の販売・展示なども行われた。

「地域×デザイン」で講演を行ったクリエイティブディレクター水野氏は、ネットやSNS全盛の現在を「網業革命」とネーミング。「今の時代は商いの作法が江戸時代にタイムスリップしている」と、インターネット(=網)を通じて、消費者(個人)が企業と直接繋がることができるようになった時代だと説く。そのうえで「地方創生」の第一歩は、全国のいる良質なデザイナーを探して協業することだと強調する。

「くまモン育ての親」成尾氏とのトークセッションでは、「実は当初、くまモンは赤い色が検討されていた」(成尾氏)、「もう一つ言うと、阿蘇山の色から緑という案も」(水野氏)と、ここだけでしか聞けない誕生秘話も。そこにサプライズで登場したのが、くまモンとスザンヌ。「私も東京から(故郷の)熊本に引っ越したんですけど、(戻ってみて)昔は気づいていなかった良さがわかりました。(地域おこし協力隊の)皆さんにも、いろいろな地域を盛り上げてもらいたい」と、会場の協力隊にエールをした。

取材で各地の販売・展示ブースを回ったスザンヌは途中、熊本県菊池市の販売ブースを訪れ記念撮影に納まるなど精力的。総務省担当者へのインタビューでは「隊員さんが志願するキッカケは?」「活動期間10年でどう変わりました?」など質問。担当者の回答に聞き入っていた。

地域おこし協力隊志願者にとって、地方に移住したということでは“先輩”にあたるスザンヌ。移住先輩として住んでいる熊本の良さを聞くと「県民性として、おもてなしの精神があるんですよ!ですから他県からの人も受け入れやすい土地柄だと思います。あと、水が美味しいし野菜は安い!」と即答。子育て中の母親としても「地域全体で見てくれる地方での子育てが一番」と力説していた。

最後に「私が地域おこし協力隊員になるにはどうしたら?」と質問したスザンヌ。担当者から「各自治体がホームページなどを通じて募集していますので、ネットで『地域おこし協力隊』『住みたい市町村』で検索をかけていただければ」という回答に興味津々の様子だった。

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