違法漫画サイトへのアクセス数が月間約4億回に!

新しい未来のテレビ「ABEMA(アベマ)」で、「ABEMA NEWSチャンネル」にて、ニュース番組『ABEMA Prime』を平日夜9時から生放送している。

2021年12月6日(月)の放送では、漫画を違法にアップロードした“海賊版サイト”へのアクセス数が、10月は約4億回に上ったことを報じた。月間アクセス数が最大1億回を超えていた海賊版サイトが摘発され、違法ダウンロードの範囲対象を漫画にも広げた改正著作権法が成立したものの、止まらない海賊版サイトの開設や、その利用について考えた。

お笑い芸人のカンニング竹山は「海賊版サイトはどのような人が運営しているのか?どうしてアップできるのか?」と、あとを絶たない海賊版サイトの存在自体を疑問視。インターネット上の著作権問題に精通している弁護士の深澤諭史は「海賊版サイト運営者への実刑判決は抑止力になっていない」と実情を語った。
一方、レギュラーコメンテーターの紗倉まなは「海賊版サイトの話題になると、そのサイトを利用している人が悪いという話になりがちだが、そもそも利用者の罪の意識がとても薄くなっているように思う。自分の作品を『いつも無料で見てます!』と面と向かって言われることが多い。『無料だと目に触れる機会が増えて、拡散されているわけだから良いじゃん』という認識の人も多くて、制作者が望んでいない形で展開されていることに気付いていない」と自身の体験をもとに語った。この話を受けて、竹山は「いわゆる“食い逃げ”している意識がない。このような意識を変えなければいけないけど、それを何千万人にするのは無理な話だから、とりあえずできることとして広告主にペナルティを与えるしかないのでは」とコメントした。
この提案に対し、深澤弁護士は「海賊版サイトは広告費によって成り立っているので、その広告主を規制していくのは良い方法だと思う」と同意した。

また、竹山は海賊版サイトの取り締まり方法について、「例えば、薬物の取り締まりだったら、厚生労働省に麻薬取締官がいる。インターネット上の著作権に関しても、警察が取り締まるのではなく、省庁として徹底的に管理する、調査するというのをやってみてはどうか。そういう組織で取り締まらないと、なかなか難しいのではないか。そうすれば、国内外での抑止力に繋がると思う」と提案した。
さらに、番組では「マイナーな作者にとっては、海賊版サイトはかえって宣伝効果があるのでは?」というテーマに踏み込み、深澤弁護士は「個別の宣伝になるという側面はあるが、一度無料の味を占められると、有料の市場に戻ってきてくれない。悪影響が大きいので、宣伝になるということはあまり考えてはいけないと思う」と指摘。竹山も「宣伝としても、作品を丸ごとアップロードして、それを全部見せていてはダメ。宣伝になるという考えは話が違うと思う」と同意した。

放送の様子は、現在も「ABEMA」にて見逃し配信中。
https://abema.tv/video/title/89-66

■『ABEMA Prime』 放送概要

放送日時 :毎週月~金曜 夜9時~夜11時  ※生放送
放送チャンネル:ABEMA NEWSチャンネル
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