「MUSIC BLOOD」収録レポート、ティーンを中心に人気の3ピースバンド「Saucy Dog」

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毎週1組のアーティストを迎え、彼らの中に今も血液として脈々と流れる思い入れのある音楽や、背中を追い続けるアーティストにまつわるトークを交えつつライヴ映像で紐解く新感覚の音楽番組「MUSIC BLOOD」。今回のゲストはSaucy Dogさんでした! トークでは出身地ごとの自己紹介から始まり、地方からの上京組み”あるある”や、それぞれが心に抱く上京ソング、さらには彼らにとってのブラッドアーティストであるaikoさんについてまで幅広く語ってもらいました。ライヴでは新曲『シンデレラボーイ』と、敬愛するaikoさんの名曲『カブトムシ』を披露。ここではオンエアに入りきらなかったシーンを含めて、収録の裏側を徹底リポートします!

今回のゲストはSaucy Dog。ボーカル・石原慎也、ベース・秋澤和貴、ドラム・せとゆいかからなる3ピースバンド。Z世代が選ぶ好きなアーティストランキングで、堂々の2位にランクインしている、ティーンを中心に人気を獲得しているバンド。さらに石原が描く実体験に基づく歌詞&歌声が、上京した若者たちの心に刺さっている。今回はそんなSaucy DogのMUSIC BLOODに迫りました!

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MC二人によるオープニングトークのテーマは『上京』。まず田中さんが、宮城県出身の千葉さんに上京当時の気持ちを訊くと「大学進学を機に上京したのですが、本当にさびしかったです。友達がいなくて、昼休みに一人でいる姿を見られたくなかったので、わざわざ家に帰って、昼食を取ってから午後の授業に出ていました。夜は地元の友達に電話ばかりしていました」と語ります。

そしてSaucy Dogを迎えてトーク収録がスタート。最近の人気ぶりについて訊くと「TikTokなどで、僕たちの曲を使って楽しんでいるのを見ると素直に嬉しいですし、もっと広がっていくといいなと思います」と、石原さん。さらに上京当時のことについて訊ねると「上京した頃から3人一緒だったので、特にさびしさはなかったです」と、石原さん。

この後、方言で自己紹介をする流れに。石原さんが島根、秋澤さんが高知、せとさんが奈良の言葉で話しますが、皆さん一様にぎこちないものに。それをフォローするかのように「僕も大学時代に方言で喋ってって言われても、うまく喋れなかったですよね」と千葉さん。そう聞いたにも関わらず、「じゃあ雄大もやって」と、田中さんは鬼のような無茶振りをします(笑)。「宮城県出身の千葉雄大です。おばんです(こんばんは)」と、最後に「おばんです」をつけることで方言っぽく聞こえましたが、ほぼ標準語でした(笑)。

そして、今年で上京当時の東京のイメージを訊いてみることに。

「あまり良い人がいるイメージがありませんでした。でもそれはすごい偏見で、僕が住んでいたところは地方から出て来た人に対してすごく優しかったです」と、石原さんは振り返ります。

さらに「”東京の街”って聞くとどんな場所をイメージする?」という田中さんの質問に対し、
躊躇なく「ディズニーランド!」と答える石原さんに、全員から「それ千葉(笑)!」総ツッコミが(笑)。実際の話、上京当時はディズニーランドは東京にあるものと思っていたそう。続いて、せとさんがイメージする場所は、渋谷駅前のスクランブル交差点。「地元にいる時にテレビでいつも観ていたので、初めて渡った時は緊張と感動でいっぱいでした」。千葉さんも同じ気持ちだったようで「最初はあの横断歩道を上手に渡れなくて、人の流れにのまれてしまい、なぜかいつも『天津甘栗』のお店の前にたどり着いていました」と告白。続いて秋澤さんがあげた場所が銀座と表参道。「あまり行かないですが、行くと未だに緊張します」と、拒否反応がある様子でした。「たとえ自分がオシャレをして表参道を歩いていても、”どうせダサいと思われているんだろうな”って思ったり、卑屈になっちゃいますよね」と、千葉さんも静かに同調。さらに石原さんも「表参道に限らず、上京したての頃は笑っている人を道で見かけたりすると、自分が笑われていると思うこともありました」と語ります。

そんなSaucy Dogの皆さんに、好きな上京ソングをあげてもらうことに。まず石原さんと秋澤さんからあがったのが、フジファブリックの『茜色の夕日』。石原さんが「高校時代に3ピースバンドで活動をしている時によく聴いていた楽曲なんです。曲を聴いて”東京の空の星は見えないと聞かされていたけど 見えないこともないんだな”といった歌詞を見て、単純に”東京ってそういう街なんだろうな”と思っていたのですが、今聴くとまた印象が変わりました。それはただ比喩表現であって、”星”という言葉は”夢”を指していて、夢は叶わないこともないんだよっていうことを言っているのかなって思います」と、語ります。そして「音楽を辞めようと思った時に、たまたまライヴ映像を観て、そこからもう一度頑張ろうって思わせたくれました」と、秋澤さんも続きます。

次にせとさんがあげてくれた好きな上京ソングは、YUIの『TOKYO』。「中学1年生の時に人生で初めて買ったアルバムに収録されていた楽曲です。その時からいい曲だなと思っていたのですが、上京して改めて聴いてみたらすごくグッときました」と語ります。

さらに、石原さんがあげたのが東京事変の『群青日和』。「高校時代にバンドをやっている時に、よく聴いていましたが、当時は歌詞の意味がよくわかりませんでした。最初は恋愛の歌なのかと思っていましたが、本当は地元が寂しいという内容みたいで、改めて聴くと上京ソングに聞こえるんです。大好きな曲なので毎回カラオケで歌っています」と、石原さん。そんな石原さんからMC二人にとっての上京ソングは? という逆質問が。

千葉さんはくるりの『東京』。「上京する際に、高校の友人が彼の好きな楽曲をMDに落として渡してくれたんです。上京して一人の時に聴いたりして、わりと支えになっていました。改めて聴くと当時のことを思い出します」と、しんみりと語ります。

そしてこの中で唯一、東京出身の田中さん。「上京ソングという言葉の意味があっているかわからないけど、僕の中の東京のイメージとしてあげるなら、浜田省吾さんの『マネー』。この曲は裏切りや騙し合いなどをしつつ、最終的に成り上がっていくという楽曲で、僕は東京で暮らしながらずっとこの仕事を続けてきたわけですが、下積み時代は”いつか俺もビッグになってやる”という野心を持っていて、そんな時にこの曲をよく聞いていました」

続いて上京したタイミングが一緒だったという三人に、当時の関係性を訊いてみると、意外とギクシャクしていたそう。「あまり仲良くなくて、しょっちゅう喧嘩をしていました。当時はスタジオに入って、楽曲制作をしてっていうふうに、毎日のように顔を合わせていたのですが僕らを取り巻く状況が何一つ変わらず進展もしていなかったので、みんなむしゃくしゃして、口論になることもありました」と、石原さんは懐かしそうに語ります。

また、Saucy Dogの楽曲は実体験がベースになっていて、上京してきたリスナーの心に歌が刺さっているが、このことについてどう思っているのか田中さんが話題を振ると、「昔からそうなのですが、僕自身は自分に自信がないので、スマートな恋愛ができないんです。そういう不器用な部分に、上京組の方たちが共感してくれるのかなと思います」と石原さん。

そして新曲『シンデレラボーイ』の話題に。「男性に弄ばれた女の子の話を、僕が過去に体験したことを女性に置き換えて書きました。好きな女性がいたのですが振り回されて、結局“僕じゃなかったんだ”っていう。一方的に自分だけが思っていたという感じです」と、石原さんが静かに振り返ります。

曲振りの段になり、Saucy Dogの皆さんからは「女性を振り回しまくるイケイケなプレーボーイで」というリクエストが。千葉さんがチャラさ全開でやり終えると、「すごい(笑)!」と、Saucy Dogの皆さんから大絶賛でした。

さらに話題は、Saucy Dogが憧れるアーティストの話に。名前が上がったのがaikoさん。

「神様的な存在で、崇拝しています。めちゃくしゃ楽しそうに歌っていますし、あと作詞力がすごいんです。歌詞に出てくるキャラクターの細かな仕草や着ている服とか、細かな部分もすごくリアルに描かれていて、聴いていると世界観に没入してしまいます。姉がよく聴いていたことから、小学生の頃から大好きでした。当時は、歌詞の内容とかはぜんぜんわかりませんでしたが、曲も歌詞も全部が好きでした。以前、あいさつをさせていただくチャンスがあったのですが、aikoさんの体調が優れずその時はお会いすることができなかったのですが、なんと後日、ご本人からお手紙を頂戴したんです。何て素敵な人なんだと感動して、とにかく嬉しかったです。その後、改めてaikoさんのラジオに呼んでいただいたのですが、緊張してあまり覚えていません(笑)」と、興奮気味に語る石原さん。

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田中さんから「そんな中でも特にすごいなと思う部分はどこですか?」と聞かれ、「歌詞です」と石原さん。「“え、この部分を切り取るの?”という作詞の仕方はaikoさんならではだと思います。とにかく僕たちが見ている視点とはぜんぜん違うんです。本当にすごいと思います」と、石原さんの言葉がさらに熱を帯びます。

そんな石原さんがライヴで披露してくれたのが、名曲『カブトムシ』。「失礼がないようにめっちゃ練習をしました。自分たちの歌だと思うくらいの気持ちで、しっかりと歌わせていただきます」と、石原さん。

そして曲振りの時間となり、田中さんから「雄大がカブトムシになってやってみて」と、スペシャル級の無茶振りが発動(笑)。

千葉さんは両腕を上げつつ交差をさせて、カブトムシの角を表現しながら曲紹介をすると、最後に「バタバタッ」と飛んでいってしまう様子を表現。それを見た全員が「すごい!」「さすが!」と、称賛の声を上げていました(笑)。

「よろしくお願いします!」と元気にあいさつをしながらスタンドイン。スタッフさんからの要望に、「はい!」と応じる石原さんの真摯な姿が印象的です。二人のメンバーもドラムを叩いたりギターを爪弾くなど、各々で練習をしています。新曲『シンデレラボーイ』では、切ない乙女心を、伸びやかな歌声で熱っぽく披露してくれました。また敬愛するaikoさんの『カブトムシ』では、石原さんの声は最初にしっとりしたムードからスタートし、徐々に盛り上がっていきます。情景を思い浮かべるかのように一節ずつ丁寧に語りかけるように歌う姿に、思わず目を奪われます。UNCUTの撮影では、ライヴさながらの迫力あるパフォーマンスを披露してくれました。観ている人の心に刺さること間違いありません。撮影前は、一人一台のカメラ体制に慣れないせいか皆さんどこか緊張気味。「自分一人だけこんな目の前で緊張するなあ(笑)」とこぼす石原さん。そして演奏後「顔を小さめに修正しておいてください(笑)」と、お茶目なお願いをする姿が印象的でした、(笑)。

【smash.だけで見られる、Saucy Dogの撮りおろし映像を独占配信(一部無料)】

アーティストのパフォーマンスを、複数台のカメラで様々な角度から撮影するsmash.の「UNCUT」映像。今回は、UNCUTに、Saucy Dogの撮りおろし映像が到着!『MUSIC BLOOD』放送終了直後より、バーティカルシアターアプリ「smash.」にて独占配信します。今回、Saucy Dogの各メンバーをそれぞれ映し出す3タイプのカメラを準備。番組でSaucy Dogが披露した2楽曲(『カブトムシ』・『シンデレラボーイ』)と連動してお届けします。そのうち、自身の新曲『シンデレラボーイ』のボーカル・石原慎也カメラ映像を無料で配信!smash.のアプリをダウンロードし、アカウント登録するだけでどなたでもご覧いただけます。

◆「UNCUT」視聴ページ:https://sharesmash.page.link/GQ1z

★番組名:『smash. presents MUSIC BLOOD』
★放送時間:第22回放送 2021年8月27(金)23:40〜24:10
毎週金曜 23:00~23:30  放送
<日本テレビ系全国ネット>
※毎回、出演ゲストは、放送前日の夜8時、smash.で発表(一部イレギュラーあり)
※smash.では、放送直後24:10よりUNCUT映像を独占配信
※Huluでは、放送直後24:10より MUSIC BLOOD番組本編を配信

★出演者:
【MC】田中圭 千葉雄大
【第22回ゲスト】 Saucy Dog
★番組公式Twitter:@MUSICBL00D
★番組公式Instagram:@musicbl00d
★番組公式ホームページ  https://www.ntv.co.jp/musicblood/
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