WOWOW開局30周年記念「連続ドラマW華麗なる一族」超豪華キャスト11名が華麗に登壇

開局30周年記念を迎えるWOWOWが、高度経済成長期の日本を舞台に、政財界をまたぎ、富と権力をめぐる人間の野望と愛憎を描いた山崎豊子の傑作小説を原作とした「連続ドラマW華麗なる一族」をドラマ化しお届けする。4月6日には、ドラマの撮影場所となった学士会館で記者発表イベントを実施。中井貴一、向井理、藤ヶ谷太輔、吉岡里帆、松本穂香、要潤、美村里江、笹本玲奈、福本莉子、麻生祐未、内田有紀という、万俵家を演じた総勢11名の豪華キャスト陣が集まった。

預金高10位にランクされる阪神銀行のオーナー頭取、万俵大介を演じる中井は「WOWOW30周年で『華麗なる一族』をやると伺った時に、自分はどの役をやるんだろう。(向井演じる万俵家の長男)鉄平かなと思っていたら、大介でした。意外とこんな歳になっているんだ、ということを役を通して教えられた感じがします。でも時代はいろいろ変われど、不朽の名作と言われるこの作品ですから。われわれがこの作品に息を吹き込むことによって、また新たな『華麗なる一族』を皆さんに楽しんでいただければという思いで、演じさせていただきました。重厚な面白い作品になっていると思うので、ぜひご覧いただきたいと思います」とあいさつ。

阪神特殊製鋼専務で、大介の長男となる万俵鉄役を演じた向井は「約5カ月間にわたった撮影はもう終了しておりますが、個人的には本当にたくさんの思い出が詰まった作品です。楽しいシーンもあれば、大変だったシーンもありましたけど、俳優としてとてもいい経験をさせていただきました」と誇らしげな様子。さらに表向きは万俵家住み込みの家庭教師だが、実は大介の愛人でもある相子を演じる内田は「このような大きな大作に出させていただいて感激です。高須相子をわたしが私が演じるなんて夢にも思いませんでした。初日に貴一さんから、『あの相子だよ』と言われまして。そうそうたる先輩たちが演じてこられた高須相子はこの作品のキーパーソンです。わたしのどこを見てこの役だと思ってオファーをくださったのか、最初は不思議でしたが、大役をいただいたということで精いっぱいやらせていただきました」と続けた。

阪神銀行貸付二課課長で、大介の次男となる万俵銀平を演じた藤ヶ谷は「この『華麗なる一族』は、僕も見ていた作品なので。まさか出させていただけるとは思わなかった。不朽の名作に自分が携われたことを誇りに思います。僕は 1 話を拝見させていただいたんですけども、ものすごく重厚で。1話から惹きつけられる作品となっています。ぜひ期待していただければ」とコメント。さらに相子により、妻妾(さいしょう)同居という奇異な生活を強いられることになる万俵寧子を演じた麻生は「『華麗なる一族』の一員となることができて本当に光栄です。時代や環境が違っても、与えられた場所で精いっぱい必死に生き抜くというのは、どの時代でも通じる普遍的なテーマなので、そういう作品の中で寧子さんも精いっぱいしあわせを求めて生きているような、強い人になればいいなと思って演じました」と振り返った。

そして関西財界の重鎮の令嬢で、銀平と閨閥(けいばつ)結婚をさせられる安田万樹子を演じる吉岡は、「私はこの『華麗なる一族』に携わらせていただき、一番印象に残ったのは初日の撮影です。初日に大勢のキャストの皆さんと初めて対面したんですが、皆さまからは香り立つような、愛憎だったり、欲望だったり、人の怖さみたいなものがあって。それは和やかなシーンだったんですけど、そんなシーンにもひしひしと感じるものがありまして。ああ、万俵家の一員になるんだと背筋がスッとのびるような思いになったのを覚えています。こうやって新しい『華麗なる一族』が産まれる瞬間に立ち会えたこと、そして万俵家の一員になれたことを心より誇りに思っております。皆さまにも早く見ていただきたいと思います」と呼びかけた。

さらに大介、相子により閨閥(けいばつ)結婚を進められる万俵家の次女となる万俵二子を演じる松本は「今、改めて撮影の日々を振り返ってみると、やっぱりとても素晴らしいキャストの皆さん、スタッフのみなさんと、なかなか経験できないような撮影の日々を経験させていただいたんだなと思います。1話を見させていただいたんですが、正直、銀行とかのくだりはあんまり分からなかったんですけど、お父さんのまわりをめぐる相子さんの存在だったり、私でも面白いなと思うようなシーンがたくさんあって。これからの展開がすごく楽しみです」と正直なコメントを発し、会場を沸かせた。

続いて、大蔵省官僚で、大介の長女、一子の夫となる美馬中を演じる要は「僕自身も、山崎先生の原作、映画、ドラマ、とても大ファンでございまして。こうして『華麗なる一族』に参加させてもらえることを光栄に思います。役者として大きなターニングポイントを迎えたなと自負しています。現場も本当に毎日、自分の芝居と、豪華なスタッフの皆さん、キャストの皆さんとお芝居をするということをかみしめながら、一日一日を過ごさせていただきました」と充実感をにじませる。

そして美馬中と閨閥(けいばつ)結婚をした万俵家の長女、一子を演じた美村は「私、山崎先生の作品を読むのも大好きで、映像も大好きなんですけど、山崎先生の映像作品に参加するのは今回で4作目になります。WOWOWさんのドラマ『沈まぬ太陽』で、『ジャンボが落ちました』というセリフを、ちょうど(会場の)そこの階段で言ったことを思い出しました。山崎先生の作品は何度参加しても面白く。人間の奥深さ、さみしさをひしひしと感じるんですが、今回『華麗なる一族』は血の濃さと、人間同士のあつれき、そして愛情、さみしさがぎゅっと詰まった。感情的には一番テンションの高いものがあります。今日は皆さん、役の衣装でこちらにうかがっておりますが、衣装、メークも大変凝っていて。楽しかったです」と明かした。

元通産大臣、大川一郎の娘で、鉄平の妻となる万俵早苗を演じた笹本は「私も撮影に参加した1日目のことをすごく覚えています。私は普段、ミュージカルを中心に活動をしているので、普段テレビで拝見している、本当に華麗なキャストの皆さまを目の前にしたときに、緊張で少し手が震えてしまったんですけれども、きっと早苗もそんな思いをしていたんだろうなと。早苗とわたしを少し重ね合わせて撮影に参加していました。わたしもいち視聴者として、完成した作品を拝見するのを楽しみにしております」とコメント。

そして最後に、好奇心旺盛な万俵家の三女、万俵三子を演じた福本が、「今回、こんなすごい大作に、こんなにすばらしい俳優の皆さんと一緒に、お芝居をする機会をいただけて光栄に思います。撮影が終わってから、2カ月くらいたったんですけど、皆さんとこうしてお会いできてうれしいです」と笑顔を見せた。

その後も時間の許す限り、ドラマの裏側を大いに話したキャスト陣。そんな中、最後のコメントを求められた中井は「山崎先生の原作の強さと、そして前川さんがおろしてくださった脚本の強さ。そしてキャストにも助けられました。そして何しろ僕たちが一番助けてもらったのは、スタッフでした。コロナ禍という時代の中で、本当に不自由をしなければならない撮影が続きましたし、ロケ地もお借りできないこともあり、一生懸命(ほかの)ロケ地を探したり。そして美術さんがとても素晴らしいセットを作ってくれました。カメラマンも照明も、本当にプロの人たちってこういう仕事をするんだって。プロがみんなで集まって作った作品なので、面白くないわけがないと思います。ぜひ楽しみにご覧いただきたいと思っています」と呼びかけた。

<ストーリー>
高度経済成長期の日本。預金高10位にランクされる阪神銀行のオーナー頭取、万俵大介(中井貴一)は、銀行のほかにも多くの事業を手掛ける万俵コンツェルンの総帥だった。大介は長女・一子(美村里江)の夫である大蔵省のエリート官僚の美馬から、都市銀行再編の動きを聞きつけ、生き残りを目指し大手銀行を吸収合併しようと画策する。
その一方で、万俵家には、大介の妻・寧子(麻生祐未)と阪神銀行と同じく万俵コンツェルンを支える柱の一つである阪神特殊製鋼の専務取締役の長男・鉄平(向井理)、阪神銀行に勤める次男・銀平(藤ヶ谷太輔)、次女・二子(松本穂香)、三女・三子(福本莉子)のほかに、長く同居する大介の愛人・相子(内田有紀)の存在があった。家庭内で大きな力を持ち、万俵家の閨閥づくりを推し進める相子の存在を鉄平たちは疎ましく思っていた。さらに鉄平は、悲願としていた高炉建設の融資をめぐって大介と対立し、2人は確執を深めていく。

原作:山崎豊子『華麗なる一族』(新潮文庫刊)
脚本:前川洋一(「連続ドラマW 沈まぬ太陽」ほか)
監督:西浦正記(「コードブルー」シリーズほか)
池澤辰也(「WOWOW×東海テレビ共同製作連続ドラマミラー・ツインズ Season1&Season2」ほか)
音楽:得田真裕(「MIU404」ほか)
チーフプロデューサー:青木泰憲
プロデューサー:高江洲義貴 稲葉尚人 佐藤雅彦
制作協力:角川大映スタジオ
製作著作:WOWOW
出演:
中井貴一
向井理 藤ヶ谷太輔 吉岡里帆 松本穂香
要潤 工藤阿須加 美村里江 笹本玲奈 福本莉子
麻生祐未 高嶋政伸
石黒賢 萬田久子 田中麗奈 加藤雅也
石坂浩二(特別出演) 内田有紀
https://www.wowow.co.jp/drama/original/ichizoku/

4月18日(日)スタート(全12話)
毎週日曜 夜10時 放送・配信[第1話無料放送]
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