「特集ミニシアターに愛をこめて」3月放送の第2弾は斎藤工×⽯⽥ゆり⼦

WOWOWシネマがお届けする「特集ミニシアターに愛をこめて」は、映画好きの俳優、斎藤⼯が全国のミニシアターにエールを送る特集番組。今回は、かつてミニシアターで映画ファンが熱狂した、世界の秀作4本を特集。映画の前後には案内役の斎藤と、⼥優・⽯⽥ゆり⼦のトークもお届けする。放送作品となる『ナイト・オン・ザ・プラネット』『ルル・オン・ザ・ブリッジ』『穴(2001)』『アメリ』の⾒どころはもちろんのこと、それぞれの作品の上映館を中心とした、二人が通っていたミニシアターの思い出なども熱く語りあっている。

この日のゲストは、斎藤ら映画を愛する俳優たちが中心となって、コロナ禍に苦しむミニシアターを応援しようと⽴ち上がったプロジェクト「ミニシアターパーク」にも参加・協⼒をするなど、映画が好きだという⼥優・⽯⽥ゆり⼦が来場。この日の収録に「映画は大好きですけど、⼯くんは映画のことを何でも知っていますからね。観ていない作品もたくさんあるので、今日はたくさん教えてもらいたいです」と意気込んでみせた。テレビドラマなどでも何度か共演経験のある二人は、すっかりリラックスムード。和やかな雰囲気の中で収録は⾏われた。

ミニシアターという⾔葉を聞いて、思い出す監督・作品について質問された⽯⽥は「グザヴィエ・ドラン」と回答。「初めて観たのが『わたしはロランス』という映画だったんですけど、なんだこれはと思って。彼の映像の作り⽅が好きというか。内容が分からなくても、⽬が離せない感じがあって。美しいなと思いました」とコメント。
斎藤も「僕もドランの映画を劇場で観た時に、映画の文法がここから変わったなと思ったんです。そういう意味で彼は重要なフィルムメーカーだと思いますね」と続けた。その後も映画の話はもちろんのこと、俳優としての⽴ち位置、ライフスタイル、果ては⽵野内豊との15年ぶりの共演作となる新作ドラマ「連続ドラマW 東野圭吾 さまよう刃」の話まで、気心知れた同士ならではのトークで盛り上がった二人。収録を終えた⽯⽥は「⼯くんはさすがだな。素晴らしいですね。また呼んでください」と笑顔。「サントラでもファッションでも、自分の私生活に寄り添ってくれる文化がミニシアターなんだなと思いました。今日はゆり⼦さんとお話させていただいて、いろんなミニシアターの魅⼒を感じることができました」と続けた斎藤の⾔葉に、⽯⽥も「ミニシアターはなくならないでほしいですね」としみじみ付け加えた。

特集ミニシアターに愛をこめて
3月22日(月)〜25日(木)

■各作品のコメント
3月22日(月)夜11:00『ナイト・オン・ザ・プラネット』
⽯⽥︓わたしはウィノナ・ライダーさんと同世代なんです。とにかくこの映画のウィノナ・ライダーさんのチャーミングなこと。あんなにもガムをくちゃくちゃしているような役なのに、あんなにかわいく演じられる人ってなかなかいないと思います。
斎藤︓ジム・ジャームッシュの声がけに、世界中の才能が集まったということで、彼が注⽬のクリエーターであることが分かる映画だと思います。この映画はオムニバス作品なので、自宅でエンターテインメントを楽しむ上で、今の時代にとても合っている作品じゃないかなと思いました。

3月23日(火)夜11:15 『ルル・オン・ザ・ブリッジ』
⽯⽥︓かなり不思議な作品だなと思いながら観ていました。主人公のイジーと、ヒロインのセリアの感じも、なんだか違和感をずっと感じていたんですが、そこが⾯⽩いと思って⾒ていました。セリフもなんだか⾯⽩かったですね。
斎藤︓以前に観た時は、若者ながらにおじさんのハーヴェイ・カイテルが枯れていくせつなさを⾒ていたんですが、今⾒たら、完全に中年の哀愁にめちゃめちゃ共感している自分がいて。2週⽬の美味しさみたいなものがありました。

3月24日(水)夜11:15 『穴(2001)』
⽯⽥︓わたしはホラーが苦手なんですけど、本当に怖かったですね。それから主人公のソーラ・バーチが魅⼒的で。いろんな表情ができる⼦だなと思いました。それから若き日のキーラ・ナイトレイも出ていることに気付いてビックリしました。
斎藤︓オバケ屋敷じゃないですけど、映画館でホラー映画の体験をしに⾏くというのもミニシアターのひとつの特徴でもあるんですよね。この作品に限らずですが、ミニシアター系のホラーというジャンルを⾒ていくと⾯⽩いかもしれないですね。

3月25日(木)夜10:45 『アメリ』
⽯⽥︓やはり何と⾔ってもオドレイ・トトゥさんのかわいさですよね。それに尽きます。そのための映画だと思うし、それでいいんじゃないかなと。そのためにここまで監督が作り込んでいて、彼⼥は幸せな⼥優ですよね。
斎藤︓僕が大好きだった渋谷のシネマライズという映画館を代表する1本だったと思います。『アメリ』は⼥性に⽀持された映画なのかなと思いますが、20年以上たっても、映像のかわいらしさは全然色あせていないですね。

◆さらに、放送に入りきらなかった未公開トークをWOWOWオンデマンドにて3月22日(月)より配信予定︕