手越祐也「今でもNEWSは大好き。ジャニーズ事務所には心から感謝している」

元NEWSの手越祐也の口から語られたのは、LOVEと感謝、壮大なる野望だった。

6月19日にジャニーズ事務所を退所した手越が、わずか4日後の23日に記者会見を開いた。この間あらゆるメディで報じられていた嘘や誤解を解くため、「早く自分の口で、真実をお伝えしたかった」という。

手越は、緊急事態宣言下に2回、複数の男女と外出していたことを“文春砲”にスッパ抜かれて、活動自粛に入った。ところが、3月の段階で、「N」「E」「W」「S」で4年かけて完結するコンサートツアーのラスト「STORY」が完結編したら、グループ脱退・退所したい意向を、すでに事務所と元メンバーに伝えていた。そのうえで、3月の契約更改で「延長」を申し出て、退所は21年3月で内定していた。そんな矢先の“文春砲”。ジャニーズは、弁護士をつけて手越と対峙した。

「ここからどういう形で退所に向けて話し合っていけばいいのかなと思っていたときに、ジャニーズ事務所さんの方から、弁護士をつけてほしいという話をされて、急きょ付けさせていただいて。そこからは、第三者への口外が基本は禁止になっているので、ジャニーズ事務所のスタッフ、メンバーと一切連絡が取れませんでした」

6月19日付けで、契約が解除。「円満退所という形になったというのが真実」というが、多くの関係者や滝沢秀明副社長、元メンバーと対話できずに別れている。

 昨年あたりからジャニーズはSNSに積極的で、山下智久を皮切りに、現在は木村拓哉もインスタを発信している。手越はそれ以前から、SNSで世界とつながる次代を見据えていたが、事務所の方針はNGだった。

「僕が思い描いている未来、やりたいことは、ジャニーズ事務所にいたらできなかったことが多くて。僕らエンターテイナーっていうのは、ファン、視聴者に少しでも喜んでほしいというところがあるので、ファンと一緒にハロウィンのイベント、夏だったら海でファンミーティング、ディナーショー、人生相談、はたまたお酒を飲んだり、食事したり。海外進出もやっていきたかった」

これらは残留してもできた。だが、手越の場合は、広い人脈を生かしてシングルマザーの支援活動や農作業、貧困救済ビジネスや医療従事ほか、着手したい事業・ボランティアが数多い。「事業家」として手広く行なうには、事務所所属のアイドルグループとしては限界があった。

「僕自身は男の夢を持って、強い覚悟と決意を持ってメンバーに、ジャニーズに報告した。絶対に、今まで応援してくれたファンの期待を裏切らない。応援して本当によかったなと思わせられるような準備、活動、今後の手越祐也という第2の人生をかけて、命をかけて攻めていくつもり」

会見は、予定されていた1時間を大幅に上回り1時間55分にもわたった。ライブ配信されたYouTubeは、ピーク時でおよそ132万人が視聴して、関心の高さを見せた。それは“スーパーポジティブ男”に対する期待の高さといえよう。(伊藤雅奈子)