亀田興毅 引退試合の10カウントゴング中に「どうしても戦いたい相手がいる」と引退撤回

ボクシング元3階級制覇王者の亀田興毅が5日、都内の後楽園ホールで引退試合として非公式の6回戦スパーリングを行い、元WBC世界フライ級王者ポンサクレック・ウォンジョンカムに2回12秒でTKO勝ちした。

一夜限りの現役復帰戦ということで、興毅は客席から駆けつけた父・史郎氏を先頭に、興毅、大毅氏、和毅、妹の姫月にいとこの京之介という亀田一家による新亀田トレインを披露して入場した。

試合では2回に左ストレートでダウンを奪うと、レフェリーが試合をストップ。興毅はコーナーにのぼり「シャオラー!」と雄叫びをあげ、感涙した。

10年の王座統一戦で喫した初黒星と、王座陥落の雪辱を果たし、有終を飾るかにみえたが、試合後の10カウントゴングの途中で突然「ちょっと止めてもらえませんか!」とストップコール。「2人戦いたい相手がいてると。その中でポンサクレックと出来て嬉しいんですが、もう一人、どうしても戦いたい相手がいます」と元4階級制覇のローマン・ゴンサレス(ニカラグア)の名を挙げ、「実現できるならいつでもいい。最後のわがままです」と頭を下げ引退を撤回したのだった。

なお、交渉などはまだしていないようで「皆さんの力が必要なので、実現できるように力を貸してください。実現できないなら静かに引退する」とも語った。(斎藤雅道)

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