【NHK紅白】ジャニーさんを偲ぶ企画にSixTONESとSnow Man他、ジャニーズJr.勢が登場

ジャニーズ帝国を一代で築いた稀代のショービジネスマンで、ジャニーズ事務所創設者のジャニー喜多川さんが7月、87歳でこの世を去った。半世紀近くにわたり、たのきんトリオ(近藤真彦、田原俊彦、野村義男)、光GENJI、SMAP、嵐ほか、多くの“原石”をみずから発掘し、日本を代表するトップアイドルに成育してみせたジャニーさん。昭和49年以降、シングル439作品が週間チャート1位を獲得、総売り上げ枚数は1億4821万枚に上り、昭和、平成、令和の3つの時代にわたってヒットチャートを席巻した。

「ギネス・ワールド・レコーズ」には、「チャート1位を獲得した歌手を最も多くプロデュースした人物」、「最も多くのコンサートをプロデュースした人物」、「最も多くの№1シングルをプロデュースした人物」の3つで認定。

死去後の9月4日に開かれた「お別れの会」では、芸能事務所の社長として史上初の東京ドームを貸し切り。“子ども”たちは154人が参列し、世界中から駆けつけたファンは8万8,000人にもおよび、芸能史の記録を次々と塗り替えた。

そんなジャニーさんを偲ぶ紅白オリジナル企画が、20年1月22日にジャニーズ初の同時デビューをはたすSixTONES(髙地優吾、京本大我、田中樹、松村北斗、ジェシー、森本慎太郎)とSnow Man(深澤辰哉、佐久間大介、渡辺翔太、宮舘涼太、岩本照、阿部亮平、向井康二、目黒蓮、ラウール)率いるジャニーズJr.によって実現する。ジャニーさんが“2020年の東京の姿”を思い描いた舞台の中で歌われる「Let’s Go To Earth」、「Let’s Go to Tokyo」を、遺志を継いだ子どもたちがパフォーマンスする。

囲み会見に出席した計15人は「ザ少年倶楽部」(BSプレミア)の中心メンバーとあって、番組の収録会場であるNHKホールのステージには、数え切れないほど立っている。しかし、「景色が違いましたね。Jr.で立たせてもらいましたが、令和最初の大みそかに一番前で社長の思いを背負いながら立たせてもらうっていうのは、挑ませてもらう気持ちと感謝の気持ちが入り乱れてる」と、岩本は言う。

ジェシーは、「ジャニーズJr.らしく派手に、後輩たちのJr.もいるので、新しい時代を作るという思い」と、同じく最前列でパフォーマンスをする立場で、身を引き締める。

今年を象徴する漢字1文字を問われると、KAT-TUNの元メンバー・田中聖の弟である樹は、「巡り会うの“巡”。今年は春にツアーをさせていただいたり、さまざまなファンに会いに行くことができました。デビューということで、すばらしい楽曲にも巡り会ったので」と、デビュー曲「Imitation Rain」をプロデュースしたYOSHIKIへ感謝の意も忘れなかった。

一方の岩本は、「挑戦の“挑”。いろんなことが次への挑戦と向けて、ジャニーズ事務所としてもグループ、個人としても、たくさんのことに挑ませていただいた。この勢いのまま、2020年も挑もうという気持ちが固まった1年。挑むって漢字は9画なので、そこも」と、9人に増員、デビュー決定に進化したグループを意識してみせた。

ジャニーズ新時代を支える2グループ・15人の“スノスト”。来年は、グループとしての紅白初出場を誓った。
(取材・文/伊藤雅奈子)