光の軌跡をプロジェクションマッピングで駆使して新世代ミニ四駆の設定を再現!

東京周辺のベッドタウンとして注目を集めている武蔵小杉。その駅前にあるショッピングモール「グランツリー武蔵小杉」内の、おもちゃ・子ども用品のコンセプトフロア「トイロパーク」のアトラクション施設としてデジタルキッズパーク「トイロパーク powered by リトルプラネット グランツリー武蔵小杉」が2021年11月17日にオープンした。

同施設で最近話題を集めているのが、「コロコロコミック」(小学館)で連載中のミニ四駆マンガの新シリーズ『MINI 4 KING(ミニヨンキング)』の世界をプロジェクションマッピングで表現したミニ四駆サーキットだ。開発を担当した株式会社プレースホルダの横山友紀さんは「おもちゃと連動したアトラクションを作りたいという話になり、ミニ四駆を融合してみてはどうかという案が出て今に至ります」と語る。

初期は自然をイメージしたミニ四駆コースなどの案も出たが、ちょうど『ミニヨンキング』の連載開始時期が重なったということで、同作をイメージし、コース上を走るマシンの動きを作中のレーザーミニ四駆のような演出とするため、専用のシールを貼ったミニ四駆をプロジェクションマッピングによる光跡で追うような仕様になったそうだ。コロコロコミックとタミヤの協力のもと、アトラクションの開発をプレースホルダが担当し、店舗での運営はイトーヨーカドーが受け持っている。

プレースホルダは、イトーヨーカドー大和鶴間店で初めて「トイロパーク powered by リトルプラネットを企画したが、ミニ四駆という商品を活用したのは今回が初で、従来のおもちゃ売り場にはない、新しい価値を提案する同施設に合致したアトラクションになっている。ミニ四駆の動きが光跡として確認できるという試みはメインターゲットとしている家族連れ以外にも響き、コース上で光るミニ四駆を動画撮影する来場者も多かったようだ。

「SNSでお客様の投稿した動画が話題を集め、メディアからのお問い合わせも増えています。最近は懐かしくて新しいおもちゃというテーマでメディアが情報を求めるケースも多く、今回のサーキットがまさにそれに該当することも大きかったと思います」

大人のミニ四駆ファンの反響はかなり大きく、17時以降、大人のみでも入れる時間には結構な数のミニ四駆ファンが訪れるようだ。ただ、メインは子供のための遊び場を提供する施設ということで、主役たちが遊んでいる場合は邪魔をしないようにと、空気を読む大人が多いそう。そしてコースを設置してから意外と目立ったのが、女児も男児と同じくらいミニ四駆に興味を示す点だという。

「男の子向けのおもちゃというイメージもあり、今まで触れる機会がなかっただけで、女の子も結構興味を示します。ここで見て、じゃあ動かしてみようとなるみたいですね」

コースでは試走車を貸し出しているが、トイロパーク内で購入したミニ四駆を走らせることも可能で、自身でチューンしたマシンの持ち込みも問題ない。「たまに改造をしたかなり速いマシンを持ってくる子もいて、『あの子凄いね』とざわつくこともありますね(笑)」と横山さん。会場のミニ四駆コースは、夕方になるとタイムアタックが取れるようになり、1周したごとのタイムと、3周したときの合計タイムのリザルトがプロジェクションマッピングで表示され、月間ランキングにまとめられる。取材した2021年12月では、他を引き離し、親子がワンツーフィニッシュを決めていた。

なお利用料金は子供30分600円/大人30分300円(延長30分ごとに子ども500円、大人250円)17時以降大人のみ入場チケットだと30分600円(延長30分ごとに500円となっている(斎藤雅道)