新たなキャラクタービジネスの可能性!? アオシマのV.F.G.シリーズの「VF-31J ジークフリード」が話題に!

青島文化教材社(アオシマ)より、プラモデル「ヴァリアブルファイターガールズ(V.F.G.)」シリーズ第1弾として、「VF-31J ジークフリード」が今月発売される。

元々同商品は、 2016年4月から9月まで放送されたアニメ『マクロスΔ』の放送に合わせる形で、アオシマの他に、バンダイ、ハセガワ、トミーテックなど、各メーカー共同で商品展開をすることが決定した際に企画された商品だ。

おそらく同作の商品展開としては同商品かなり後発の方になる。放送から2年が経過し、『マクロスΔ』関連の商品展開も落ち着きを見せ始めているが、10日に開催された「ミヤザワ『商売繁盛応援セール』」(宮沢模型展示会)で同商品を展示していた、アオシマの担当者によると「フタをあけてみたら、問屋さんからの反響はすごく大きかったです」とのこと。

同じく宮沢模型展示会に訪れていた模型業界の関係者は、このプラモデルの反響の大きさをキャラクターをプラモデル化したことにあるのではないかと話す。実はこのキットは、アニメの作中に登場する「VF-31J ジークフリード」という架空の可変ロボット兵器を“擬人化”して、美少女キャラクターにしているところが特徴だ。

また、このキットは、最近話題となったコトブキヤの「フレームアームズガール」やバンダイの「フィギュアライズラボ ガンダムビルドファイターズトライ ホシノ・フミナ」のように、彩色済みで接着剤不要のスナップキットだ。「面倒な彩色や接着がなく、作るのが簡単なので、フィギュアファンからの注目度も高いのではないか?」と業界関係者は話す。

コスト面でもこのプラモデルはフィギュアファンの引きつける魅力をもっている。実は、ここ数年フィギュアは生産先である中国の人件費高騰や、材料費の値上がりなど、様々な事情が重なり、キャラクターフィギュアのスタンダードである「1/8 スケール」では、10年前は税抜で1万円以内に収まっていたものが、現在では1万3000円を超えるものがほとんどとなっている。それらに比べ「VF-31J ジークフリード」は、6,800円(税別)と半額に近いのだ。プラモデルは金型を使い、大量生産が可能なので、その分値段を安く抑えられる。

「フィギュアは元々レジンのパーツを組み立て作る、ガレージキットから発展したものなので、プラモデルでも抵抗の少ない人は多いのかもしれません」と業界関係者。ここ最近、キャラクタープラモデルの分野はかなりの盛り上がりをみせており、アオシマの担当者も「今後、できれば、(V.F.G.を)シリーズ化していきたい」と話す。もしかすると、フィギュアと同じくキャラクターの立体化商品として定着していく可能性もあるかもしれない。(斎藤雅道)

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