塗装も接着剤も不要! キャラクタープラモデルの魅力とは?

(C)創通・サンライズ・テレビ東京

3月末、バンダイホビー事業部から6月末発売予定のプラモデル「フィギュアライズラボ ガンダムビルドファイターズトライ ホシノ・フミナ」の予約開始が発表されると、瞬く間に各ショップの先行予約分の終了が発表された。

この商品、なにがそこまで人を引きつけたかというと、『ガンダムビルドファイターズトライ』に登場する人気キャラ・ホシイ・フミナということも大きな理由だが、それ以上にプラモデルでありながら、フィギュアのような成型・彩色技術を追求した、キャラクターのプラモデルという点にある。特に肌の質感は新技術が使われているようで、特許出願中なのだとか。

ここ数年キャラクタープラモデルの市場は拡大しており、バンダイホビー事業部では他にも、「フィギュアライズ」「フィギュアライズバスト」というブランドで『ドラゴンボール』や『ラブライブ』などに登場するキャラクターをプラモデル化している。コトブキヤの「フレームアームズガール」のヒットも記憶に新しい。他にも、マックスファクトリーが「minimum factory」というブランドで『マクロスΔ』『けものフレンズ』などのキャラクターフィギュアを発売・開発中だ。フジミ模型や、青島文化教材社(アオシマ)でもキャラクタープラモデルが発売されたり、企画が立ち上がったりするなど活発な動きをみせる。

特徴なのがこれらのキャラクタープラモデルの殆どが、成型色の段階で彩色済みという点だ。つまり、塗装しなくてもただ組み上げだけで既に原作に近いカラーリングが再現されているのだ。また、接着剤が不要なキットも多い。この簡単さが受け、フィギュアファンがキャラクタープラモデルを購入することも多いようだ。最近ではプラモデルを作った経験のない人も多くなり、こういったキャラクターを使い、「接着剤不要」「塗装不要」などをアピールするのはプラモデルユーザーのすそ野を広げるのに有効なのかもしれない。

実は、車や艦船などにも彩色済みプラモデルというのが最近注目されており、アオシマでは「ザ・スナップキット 楽プラ」というシリーズでプリウスやトヨタ86などを発売。童友社でも「凄!」というシリーズで戦闘機や戦艦などの彩色済みキットを発売している。これから、さらに彩色済みキットの幅は広がりそうな予感だ(斎藤雅道)

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