サンドリオン「SAN☆SUNふぇす2019~SAILING TO THE SUN~」オフィシャルレポート

スターダストプロモーション声優部所属の新人声優、黒木ほの香、小峯愛未、小山百代、汐入あすか、成海瑠奈によるユニット「サンドリオン」が、2019年9月6日(金)にワンマンライブ「SAN☆SUNふぇす2019~SAILING TO THE SUN~」を東京・duo music exchangeにて開催した。

先日、世界最大のアニソンライブイベント「Animelo Summer Live 2019 -STORY-」のアニサマSTORYステージにも出演したサンドリオン。ワンマンライブとして過去最大規模となった今回のチケットはソールドアウトとなり、ユニットとしてもメンバー個人としても注目度が上昇中だ。そんな彼女たちが、この日会場に集まった約700人、そしてLINE LIVEで行われた生配信を視聴したドリオンズ(サンドリオンのファン)たちともに熱いライブを繰り広げた。

メンバーが5人となって初のワンマンライブ、そのメインテーマは『出航・航海』。サンドリオンが航海に向かうオープニングムービーから始まると、ライブのために書き下ろされた新曲「僕らのSailing!!」で出航。船長テイストの衣装に身を包んだ5人は、前向きで熱いパフォーマンスをみせる。セットとして用意された船の舵を手にする場面もあり、一段と力強くなった歌声で未来に向けて進み出した。

続けて、「Zodiac Sign」で格好良さ全開のステージを披露すると、休ませる気はないと言わんばかりに「Go!Action」を畳み掛けていく。会場には歓声とクラップが響き渡り、曲中のコール&レスポンスも楽しさいっぱいで冒頭からボルテージは上がりっぱなしだ。

怒涛のオープニングパートを終え、「私たちの船にご乗船いただきありがとうございます」と改めて挨拶。いつもの自己紹介をして、会場とライブ配信を見ているドリオンズたちをさらなるクルージングへと導いていく。美しいハーモニーを響かせた「タイムトラベル」、ふんわり可愛い雰囲気の「無重力ランデヴー」と曲によってさまざまな表情をみせ、フォーメーションダンスもステージ狭しとダイナミックに披露していた。

ライブ中盤には、オリジナル曲が少なかった頃からの大切なカバー曲「トゥッティ!」と「極上スマイル」を披露。メンバーの個性やダンスといったサンドリオンらしさはカバー曲でも随所にみられ、大いに盛り上げていく。「メグル・オモイ・メグル」「ひとり ひとつ」でもさらに気持ちを込めた歌声を響かせる5人。優しい笑顔や手を繋いで見上げる姿も印象的だった。

ここで、あの人気バンド“サンド オブ チキン”の緊急会見映像が流れる。彼女たちの口から語られたのは……解散。音楽性の違いにより解散するというのだ。演奏について次々と明かされる真実。一触即発の雰囲気。しかし、ファンにもらった暖かな声援が嬉しかったとの心情も吐露するメンバー。

ファンの声があれば、ファンの声が聞こえればいつでも復活する。その言葉に、会場からはサンド オブ チキンを求める大きな声が。「いつ復活するの?」「今でしょ!!」。そう言うと、ステージに学ラン&サングラス姿のサンド オブ チキンが登場。ボーカル&タンバリンのRUNASEAを筆頭に、いつも以上の気合で「1/3の純情な感情」と「Catch the Moment」を熱唱して颯爽と帰っていくのだった。

サンド オブ チキンと入れ替わりで再登場したサンドリオンは、新曲の印象や振り付けでの苦労を語る。直後に披露された新曲「ブランコリック」は汐入の憧れの人である渡辺翔さんが作詞・作曲を担当した楽曲。今までのサンドリオンとはまた違った魅力があり、新たな可能性を感じせてくれた。

続けて、暖かなミドルバラード「未来地図」でみんなを包み込むと、「恋フルシルシ」ではサビでの感動的なメロディに乗せて歌声が響き渡る。パワフルさや可愛さ、オシャレ感など5人の個性が重なり、サンドリオンのハーモニーとして昇華していた。

「もっともっと声出せますか!」とクルージングはラストスパートに突入。新曲「Sun!Sun!dream on!」では、タオルを手にして真夏のような熱いステージを展開し、最後は5人がタオルを投げ入れるパフォーマンスも見せた。そして、本編ラストは「Never give upをもう一度」。お互いに笑顔をかわしながらこの瞬間を楽しんでいる姿に、みんな最高潮の盛り上がりとなった。

会場に響くアンコールの声。その声に応えてライブTシャツ姿のサンドリオンが再度ステージへ。アンコール1曲目の「がむしゃらリテイク」では、ステージを自由に動いて船の舵を回したり、サインボールを投げ入れたりして楽しむ5人。曲後にはひとりずつ挨拶があり、チケットが完売したことやオリジナル曲が増えたこと、たくさんの人が来てくれたことを嬉しそうに語る。「会える機会をたくさん作りたい」「おじいちゃんおばあちゃんになってもついてきてください」などとそれぞれの言葉で気持ちを伝えていた。

そして、小山から「これからもこの5人で前へ前へ、上へ上へと進んでいきます」と決意が語られ、そんな想いを込めてラストは「Wander Future」。未来に向けて成長した5人の歌声が会場に響くと、ドリオンズたちも最後まで一緒になってライブを楽しんでいた。

新たな船出を最高のライブで飾ったサンドリオン。ライブ中に発表されたように、今回披露した新曲3曲を収録したCDの発売が決定した。豪華版には今回のライブの模様を収録したDVDが付属する。さらに、12月23日にはクリスマスイベントの開催も決定。未来に向けて出港したサンドリオンが、これからどんな新世界を見せてくれるのか期待したい。